母子手当手続き
離婚後、一ヶ月経っても
役所からは何も連絡が来ませんでした。
母子手当の手続きをしてくださいと言われるかと思いましたが、何も言われませんでした。
自分で申請に行かないといけないのかなーと思い、仕事を休んで役所へ手続きに行きました。
もう少し待っていたら通知が来たのかしら?
ここはいまだに不明です。
ただ、申請した翌月から手当が交付されるので、早めに申請に行った方がいいと思います。
ちなみに私は都民なので、母子手当は
児童扶養手当と児童育成手当の2種類が出ます。(所得制限あり)
他にも母子の医療費を一部負担してくれる医療証、都営交通の割引などがあります。
養育費の金額も正直に申請し、保険証と年金証書、自分名義の賃貸借契約者、戸籍謄本を提出し手続きをしました。
申請書は受理されましたが、一ヶ月後にもう一度役所に来て欲しいと言われました。
子供の戸籍に関する手続き
私は離婚後も名字を元に戻すことはしませんでした。
息子も同様です。
ただし、同じ名字であっても私と息子の戸籍は別なんだそうです。
息子は夫の籍に入ったまま。
それを私の籍に入れるには、裁判所で手続きして、
さらに役所に届けないといけないとのことでした。
裁判所の手続きは郵送でできます。
書類を書いて収入印紙を貼って、裁判所へ送ります。
管轄の裁判所にもよるのかもしれませんが、うちの管轄の裁判所は
800円分の収入印紙が必要でした。
裁判所の書類は2週間ほどで届きましたが、
もう一度役所に手続きに行かなければなりません。
しかも戸籍の届け出は出張所ではダメで
本庁舎まで行かないといけない。
離婚後子供を引き取るのは圧倒的に母親の方が多いでしょうに
母親の方が手続きが大変って。
どうにかならないもんですかね。
届を出したけど
会いたくないという夫に
郵送で離婚届を送りました。
私は郵便の転送を届けていたので
夫に新しい住所を知られることなく
離婚届を送り返してもらうことができました。
(宛先を元の住所にしておいて郵便を出すと、転送されて今の住所に届く)
そして、離婚届を役所の夜間受付に持って行きました。
苗字は元に戻さなかったので、
その旨の書類も一緒に出しました。
そのあとは2週間経っても
受理されたという連絡が来ることもなく
母子手当についての書類が届くこともなく
何も変わらない状況でした
子どものケータイ名義問題
これまではケータイの支払いを家族一緒にしていました。
離婚にあたって、私のケータイの支払いは別にすることができましたが
問題は子どものケータイでした。
名義が夫のままなので、
勝手に名義を変えることも解約もできず
支払いを私のケータイと一緒にすることもできません。
夫の許可が必要なんですと。
夫に連絡しても返事はなし。
それどころか、夫の口座から引き落としになっているものを
私の方に変更しないと養育費は払わない、と。
仕方がないので子どものケータイだけ
コンビニ払い込みにしました。
(請求書送り先住所だけは変えることができました)
動き始める
毎月12万円の請求が続くということに怯えたのか、夫からついに
「もう離婚でいいから書類で全部済ませてください」と
メールが来ました。
会いたくないから、と。
養育費は5万円に値切られましたが、
毎月の金額よりも継続的に貰うことが大事だと思い
離婚届を出す決心をしました。
さて、届ですが
日中役所に行く時間がないので、近所の出張所の夜間窓口に
離婚届をもらいに行きました。
みんな!婚姻費用分担だよ!
夫が来ないまま調停も2回目となりました。
2回目の終わりに、調停員さんは言いました。
「次もご主人が調停に来なければ、婚姻費用分担の取り決めを強制的に行いましょう♪」
夫への次回調停の通知に、婚姻費用の請求の取り決めをするので、必ず出廷してください。
さもなければ異論がないとして執行しますという文章を載せると言うのです。
婚姻費用とは、婚姻中の生活費です。
同居していれば分担しているはずの生活費分を別居中の家族に渡しなさいというものです。
もちろんこれは夫が妻に払うと決まっているものではなく、それぞれの収入を比べて分担を決めるのです。
我が家は、夫が私の3倍以上稼いでいましたから、夫が私と子どもの分を払わなければなりません。
これはあくまで、離婚が成立する前のこと。
離婚が成立してしまえば、夫と私は他人なので私の分を負担する必要はないわけです。
子どものための養育費だけ負担すれば良い。
以前から、養育費は試算表を見てなんとなく月7万円ぐらいなのかなーと目安をつけていましたが、調停員さんが提示して来た婚姻費用は月12万円!
それを別居してからの4ヶ月分一気に請求しましょうという言うのです。
もちろんその後は毎月。
さすがに夫もビックリして次は調停に来るかな…。
ありがとう夫
お金のことで離婚を踏み止まる女の人は多いのではないでしょうか。
私の夫はあまり生活費を入れてくれない人だったので、当時は困りましたが、
そのおかげで、同居中から自力で生きて行く力が身につきました。
誰の金で飯が食えてるんだと言われたから、
専業主婦だった私は仕事を始めました。
家賃光熱費以外は入れてくれなかったので、それなりの収入を得られる
フルタイムの仕事に転職しました。
その甲斐あって、お金の面では問題なくあっさり別居をすることができました。
今では夫に感謝しています。