あきれてものもいえない

(元)夫の発言に驚かされる毎日です。離婚しましたが、まだまだ落ち着きません。

怒りの向こう側4

夫が私に何を望んでいたのか、わかりません。

最後までわかりませんでした。

 

けれども、もし、わかっていたとしても、私は夫が望む通りに振る舞えたかは

わかりません。

 

私は早い段階から、諦めてしまっていたのだと思います。

 

心理学者のジョンゴットマンも

喧嘩の末、相手を見下すというのは良くないと述べていますね。

 

とはいえ、

今更反省しても、もうどうにもならないですけどね。

 

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怒りの向こう側3

メールには、会いたくないです。書類で全部済ませてください、と書かれていました。

 

なぜなんだろう

 

私は悲しい気持ちでいました。

 

 

仲直りしたいのなら話し合いでそれを主張すればいい。

そうじゃないのなら、最後ぐらいは和解して終わりたい。子どものためにも。

私に対する怒りが消せないのなら、初めから会おうとしなければいい。

 

私には、夫の気持ちがわかりませんでした。

 

どんな夫婦にも

怒りの向こう側ってあると思います。

お互いの気持ちをぶつけ合った後、

怒りが冷める瞬間が

ケンカがバカらしくなる瞬間が

相手を許そうと思う瞬間が

自分も悪かったなと思う瞬間が

 

夫にはそれがありませんでした。

 

これまでのケンカは全てそうでした。

 

夫が反省して終わったことなんかありませんでした。

仲直りして終わったことなんかありませんでした。

最後まで夫は怒り続けていて、最後には私をシャットダウンするのです。

 

たとえ離婚をしたとしても

子どもには会ってほしい

良い関係を保ちたい

これ以上お互いを憎みたくない

 

そういった私の願いは

夫にとっては一方的で

利己的で

受け入れられない考え方であったみたいです。

 

 

 

 

 結局、夫と会うことはなく、家に戻りました。

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怒りの向こう側2

 

夫からのメールは、

職場の年末調整に必要だから子どものマイナンバーを教えろというものでした。

 

散々メールを無視しておいて

自分の都合で連絡してきたことにあきれましたが、

これはチャンスだと思い

 

「今後はメールを無視せず話し合いに応じるのであればマイナンバーを教える」

と伝えたところ

「わかった」

と返事がきたので、マイナンバーを伝えました。

 

その後、私は、

「子供が冬休みに入ったら実家に預けられるので夜時間が取れる。

会って話しましょう」と伝えました。

 

それに対し、2週間ほど返事がこなかったのですが、

再度催促したところ時間を取ってもらえることになりました。

 

子ども実家に預け、待ち合わせのためにそろそろ家を出なければならない時間だというころ、夫から「やっぱり会いたくない」とメールがきました。

 

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怒りの向こう側

ケンカをすることが悪いとは言えません。

しないに越したことはないと思いますが。

 

時々は、自分の意見を主張したりすることは大事なのかと思います。

 

私は夫とケンカをするのが嫌なあまりに

自分の気持ちを押しとどめていました。

心の中にためて、それがどんどん大きくなって、夫との関係を修復することができなくなってしまったんだと思います。

我慢し続けた結果、夫のことを憎いと思うようになってしまったんですね。

今は、夫に申し訳なかったなと思っています。

確かに夫は突然怒り出すし、キレた後も謝りませんでした。けれど、私がそこで夫を拒絶しなければ、もう少し関係が変わっていたかもしれません。

 

夫が調停に来ないまま4ヶ月が過ぎました。

 

 

調停のこと、子どものこと、印鑑のこと、メールを送っても、夫から返事はこないままでしたが

 

ある日夫からメールが届きました。

 

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かあさん、いっきまーす(家庭裁判所へ)

行ってきました!

 

家庭裁判所へ!

 

引っ越しと同時に離婚調停の申し立てをしていまして

約2か月後に第一回目の調停がありました。

 

調停は郵送で申し立てすることができます。

費用は2,000円ぐらいでした。

 

指定された時間に、裁判所の調停者の待合室に行きます。

申立人(私)と相手側(夫)の待合室は別々です。

私がいたのは申立人待合室でした。

 

待合室には十数人の人がいて

私は一人でしたが、

中には2~3人のグループも。

おそらく申立人と弁護士さんなんでしょう。

弁護士さんがついている方は、明るく和やかに話していました。

中には、「あいつ、あんな態度取るなんて信じられない!」など

相手方に対しての不満を大声で話している人もいました。

でも、どこか悲壮感はなく、

絶対負けないからな!みたいな意気込みが感じられました。

申し立ててる側ですからね。

相手側の待合室の様子はどんなんなんでしょうね。

 

調停員に名前を呼ばれ、個室に入ると

2人の調停員がいました。

 

私は主訴を伝え、調停員の質問に答えます。

彼らは穏やかな様子で、調停について説明してくれました。

 

15分ぐらい話したところで、相手側(夫)と交代するようです。

同室することはないんですね。

 

また、待合室で20分ほど待ったのち

個室に呼ばれましたが

 

夫は

 

来ていませんでした…。

 

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50歳までに彼氏

西原理恵子さんの「ダーリンは70歳」を読みました。

50歳にして彼氏ができた西原先生。

 アル中のご主人と離婚し、ガンで亡くなるのを看取った、その後の人生です。

 

人生で今が一番幸せとの西原先生。


忙しい高須先生(彼氏です)に拗ねたり、怒ったり、時にはヤキモチ焼いたり。

可愛らしいですが面倒くさい女です(^_^;)


怒ってるのに怒ってると言わない西原先生に対して、

「ねえ、もしかしたら怒ってるの?」

と尋ねる高須先生。

私が怒るようなことした覚えはないんでしょう?じゃあほっとけば?

と素直じゃない西原先生に対して、

「わからないんだよ。なおすから、教えて」

と言う高須先生。

僕もう70歳なんだ。この先長くないから、時間がもったいないんだよと。


ああ、なんか素敵だなと

思ってしまいました。


怒りに怒りで返しても意味がない。

ケンカする時間がもったいない。

好きで一緒にいるんだから、残りの時間を楽しく過ごしたい。


そんなことわかっているはずなのに、

素直になれないせいで無駄な時間を

費やしてしまうんですよね。



高須先生の対応は、

大人で、合理的で、 

とても温かい印象を受けました。

 

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