子どものケータイ名義問題
これまではケータイの支払いを家族一緒にしていました。
離婚にあたって、私のケータイの支払いは別にすることができましたが
問題は子どものケータイでした。
名義が夫のままなので、
勝手に名義を変えることも解約もできず
支払いを私のケータイと一緒にすることもできません。
夫の許可が必要なんですと。
夫に連絡しても返事はなし。
それどころか、夫の口座から引き落としになっているものを
私の方に変更しないと養育費は払わない、と。
仕方がないので子どものケータイだけ
コンビニ払い込みにしました。
(請求書送り先住所だけは変えることができました)
動き始める
毎月12万円の請求が続くということに怯えたのか、夫からついに
「もう離婚でいいから書類で全部済ませてください」と
メールが来ました。
会いたくないから、と。
養育費は5万円に値切られましたが、
毎月の金額よりも継続的に貰うことが大事だと思い
離婚届を出す決心をしました。
さて、届ですが
日中役所に行く時間がないので、近所の出張所の夜間窓口に
離婚届をもらいに行きました。
みんな!婚姻費用分担だよ!
夫が来ないまま調停も2回目となりました。
2回目の終わりに、調停員さんは言いました。
「次もご主人が調停に来なければ、婚姻費用分担の取り決めを強制的に行いましょう♪」
夫への次回調停の通知に、婚姻費用の請求の取り決めをするので、必ず出廷してください。
さもなければ異論がないとして執行しますという文章を載せると言うのです。
婚姻費用とは、婚姻中の生活費です。
同居していれば分担しているはずの生活費分を別居中の家族に渡しなさいというものです。
もちろんこれは夫が妻に払うと決まっているものではなく、それぞれの収入を比べて分担を決めるのです。
我が家は、夫が私の3倍以上稼いでいましたから、夫が私と子どもの分を払わなければなりません。
これはあくまで、離婚が成立する前のこと。
離婚が成立してしまえば、夫と私は他人なので私の分を負担する必要はないわけです。
子どものための養育費だけ負担すれば良い。
以前から、養育費は試算表を見てなんとなく月7万円ぐらいなのかなーと目安をつけていましたが、調停員さんが提示して来た婚姻費用は月12万円!
それを別居してからの4ヶ月分一気に請求しましょうという言うのです。
もちろんその後は毎月。
さすがに夫もビックリして次は調停に来るかな…。
ありがとう夫
お金のことで離婚を踏み止まる女の人は多いのではないでしょうか。
私の夫はあまり生活費を入れてくれない人だったので、当時は困りましたが、
そのおかげで、同居中から自力で生きて行く力が身につきました。
誰の金で飯が食えてるんだと言われたから、
専業主婦だった私は仕事を始めました。
家賃光熱費以外は入れてくれなかったので、それなりの収入を得られる
フルタイムの仕事に転職しました。
その甲斐あって、お金の面では問題なくあっさり別居をすることができました。
今では夫に感謝しています。
怒りの向こう側4
夫が私に何を望んでいたのか、わかりません。
最後までわかりませんでした。
けれども、もし、わかっていたとしても、私は夫が望む通りに振る舞えたかは
わかりません。
私は早い段階から、諦めてしまっていたのだと思います。
心理学者のジョンゴットマンも
喧嘩の末、相手を見下すというのは良くないと述べていますね。
とはいえ、
今更反省しても、もうどうにもならないですけどね。
怒りの向こう側3
メールには、会いたくないです。書類で全部済ませてください、と書かれていました。
なぜなんだろう
私は悲しい気持ちでいました。
仲直りしたいのなら話し合いでそれを主張すればいい。
そうじゃないのなら、最後ぐらいは和解して終わりたい。子どものためにも。
私に対する怒りが消せないのなら、初めから会おうとしなければいい。
私には、夫の気持ちがわかりませんでした。
どんな夫婦にも
怒りの向こう側ってあると思います。
お互いの気持ちをぶつけ合った後、
怒りが冷める瞬間が
ケンカがバカらしくなる瞬間が
相手を許そうと思う瞬間が
自分も悪かったなと思う瞬間が
夫にはそれがありませんでした。
これまでのケンカは全てそうでした。
夫が反省して終わったことなんかありませんでした。
仲直りして終わったことなんかありませんでした。
最後まで夫は怒り続けていて、最後には私をシャットダウンするのです。
たとえ離婚をしたとしても
子どもには会ってほしい
良い関係を保ちたい
これ以上お互いを憎みたくない
そういった私の願いは
夫にとっては一方的で
利己的で
受け入れられない考え方であったみたいです。
結局、夫と会うことはなく、家に戻りました。
怒りの向こう側2
夫からのメールは、
職場の年末調整に必要だから子どものマイナンバーを教えろというものでした。
散々メールを無視しておいて
自分の都合で連絡してきたことにあきれましたが、
これはチャンスだと思い
「今後はメールを無視せず話し合いに応じるのであればマイナンバーを教える」
と伝えたところ
「わかった」
と返事がきたので、マイナンバーを伝えました。
その後、私は、
「子供が冬休みに入ったら実家に預けられるので夜時間が取れる。
会って話しましょう」と伝えました。
それに対し、2週間ほど返事がこなかったのですが、
再度催促したところ時間を取ってもらえることになりました。
子ども実家に預け、待ち合わせのためにそろそろ家を出なければならない時間だというころ、夫から「やっぱり会いたくない」とメールがきました。